【S9使用構築】地雷型マンマンウルガ〜ナットスイクンは添えるだけ〜【最高最終2001】
皆さんはじめまして、じゃっきーと言います。いつもは、相棒のナットレイを使ってレート対戦をしています。今回はXY、ORAS、SMとレート対戦を続けてきてUSMにて初めてレート2000を達成したため、このような記事を書くことにしました。初めての記事なので拙い部分もあると思いますが読んでいただけると嬉しいです。
↓レート2000の時の画像
以下、常体
【構築経緯】
XYの頃から相棒のナットレイと合うポケモンを探していたところボーマンダというポケモンに行き着き、ナットマンダという並びを採用。
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ナットマンダでは、相手の電気飛行枠が辛い。マンダマンムーの並びも作れ、環境に多いランドロスを先制で吹き飛ばせる珠マンムー採用。
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マンダでは勝つことができないメタグロス、クチート、ポリゴン2を起点にできるやつが欲しい。キョンさんのブログで見かけた、大体の中火力特殊ポケに勝てる穏やかウルガモス採用。
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せっかくだからそのブログの腕白マンダとか言うやつも使って見よう!腕白マンダ採用。
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主軸の2体の火力が舞わないとゴミなため、高火力で相手を削れるやつが欲しい。ゲッコウガにも対面で有利をとれて終盤のフィニッシャーにもなれる電気Zカプ・コケコ採用。
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ここで「受けループの対策皆無じゃん!」となり、ここまでで重くなりがちなゲッコウガ、アーゴヨンにそこそこ強く、受けループに対する最後の解答として零度スイクン採用。
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完成‼︎
このパーティの主軸のウルガマンダは、普段はエムリットを使っていらっしゃるキョンさん(http://twitter.com/kyon_218_23)のものをお借りしました。下にキョンさんのブログのURLを貼っておきます。僕なんかよりとても面白く、読みやすい記事を書いていらっしゃるので、是非読んでみてください。
http://kyon1101.hateblo.jp/entry/2018/01/08/115205
【個体紹介】
ナットレイ@イアの実 特性:鉄の棘
タネマシンガン/やどりぎの種/ジャイロボール/鈍い 呑気 181(252)-117(20)-184(132)-×-149(100)-22
H:ぶっぱ
A:余り
B:陽気舞メガギャラの噛み砕くを最高乱数切り2発耐え
D:カプ・テテフのPF眼鏡サイキネ2発耐え
※努力値が4無駄になってます。
XYの頃からの相棒にして、この構築のフェアリー受けを任せているポケモン。調整はよくあるテンプレの調整。鈍いの枠は、最初、ステロや守るなどと試行錯誤していたがギャラドスやカバルドンを起点にできる起点にできる鈍いにした。積み構築なのでステロが欲しいと思うことは何度もあったが、カバマンダツルギ相手にラスト1体から3タテしたことにより、鈍いでいくことにした。
大体の等倍技を2発耐えられるので、イアの実が発動する機会も多かった。持ち物はこれで正解だったと思う。ただし、今期はアムハンメタグロスが多く、メタグロス受けとしては全く安定しなかった。
何故かリザードン、ルカリオ入りと当たることが多く、いつもより選出率は控えめだったが、選出したときはやどりぎを外さず相棒としての自覚を見せてくれた。
僕の永遠の相棒なのでこれからのレーティングバトルでも共に頑張って、更に上を目指して頑張っていこうと思う。
体感選出率5位
恩返し/龍の舞/身代わり/羽休め
腕白 201(244)-166(4)-187(156)-×-114(28)-150(76) ※メガ後実数値
H:奇数値最大
A:端数
B:11n
D:C211めざ氷確定耐え
http://kyon1101.hateblo.jp/entry/2017/07/30/121115
URLを貼っておきます。詳しい調整意図やダメージ計算などは全て載っていますので、是非読んでいってください。
こいつがやばかった...
選出率1位&この構築のMVP。勝ち試合の6割はこいつのおかげ。冷凍ビーム11回、放電3回をくらいながらも1回たりとも追加効果を引かず、PPを枯らし何故かポリ2に勝利した自覚の塊。2戦に1回は見るランドロスを起点にしまくれるのが本当に強かった。
Aにほとんど努力値を振っておらず、火力が舞わないと絶望的に足りないという弱点があるが、その分の耐久力で舞うことができるのであまり気にならないと思う。この構築は、ヒートムがめちゃくちゃ重いためメガ進化せずに素の恩返しで殴ることもしばしばあった。
物理技は、2倍までだったら大体耐える。メガクチート、バンギラス、メタグロス以外だったら全ての物理ポケモンを起点にできると思ってる。そのくらい強かった。
間違いなく自分を2000まで連れていってくれたポケモンであり、何より使っていて楽しかったので、これからも愛用していきたいと思う。
このマンダの自覚は僕が今まで育てたポケモンの中でもダントツだった。
体感選出率1位
マンムー@命の珠 特性:厚い脂肪
意地っ張り 199(108)-198(236)-101-×-101(164)-100
H:10n -1で珠ダメージ最小
A:H振りガルド確定1発
D:ダウンロード対策、特化テテフPF下サイコキネシス+珠ダメージ確定耐え
SMのときに使っていた個体を引っ張ってきた。HPが1でも残っていれば、マンダランドを仕留められるポケモン。想像以上に火力があり、カバルドンでもつららばりが5発"当たれば"何もさせずに突破することができる。また、受けだされるポリ2などに対するどくどくは読まれにくく、毒を入れてウルガマンダのサポートなどもできていた。しかし、テッカグヤが受けだされることも多かったので、この枠は、がむしゃらでも良いと思う。
仮想敵のスカーフテテフを意識した調整をしていたが、今期は珠マンムーの地震を平然と耐えてくる、テテフが多く見られたので、その辺はまた様子を見て改善していきたい。持ち物を珠にしたことにより、ギルガルドを吹っ飛ばせるのが特徴の1つだが、呑気HBガルドには確定耐えされてから半壊させられたのでみんなは気をつけてくれ。
この構築の電気受けを一任しており、サンダーやボルトロスに対して立派な活躍を見せてくれた。刺さっていることが多く選出することが多かった。毒を外すことは多かったが、それを補って余りある働きをしてくれたので、あとでリフレで撫でておこうと思う。
体感選出率2位
カプ・コケコ@電気Z 特性:エレキメイカー
十万ボルト/草結び/ボルトチェンジ/挑発
臆病 145-×-106(4)-147(252)-95-200(252)
C:ぶっぱ
S:ぶっぱ
この構築のZ枠。ゲッコウガのいる構築には即座に投げていた。雑に電気Zで削って、裏のポケモンの圏内に入れたり、ボルチェンでサイクルを回すなどやれることは多い。130族の挑発はなかなかに便利で、マンダやボルトロスに対しての起点阻止として役立っていた。
草結びは、この構築で処理するのが難しいカバルドンに対しての最高打点。リザY対面では積極的に草結びを打つなどの、交代先のカバルドンを意識した行動をとっていた。
マジカルシャインを切る構成になったが、ランドロスにはマンダマンムーが強く、ボルトロスにはマンムーとウルガモスが強いため切ってしまっても困るということはなかった。
自分は、高速紙耐久のアタッカーを使うのが苦手であまりカプ・コケコも信用していなかったのだが、かなり使用感は良かった。このポケモンの強みをしれたのも、今期の収穫だった。
体感選出率4位
スイクン@食べ残し 特性:プレッシャー
熱湯/凍える風/ぜったいれいど/身代わり
図太い 205(236)-×-154(36)-110-135-135(236)
H:身代わりが地球投げ耐え
B:特化マンダの舞捨て身タックル確定耐え
S:凍える風1回で最速130族抜き
この構築の要改善点&選出率ダントツの最下位。120試合ほど対戦をしたが、選出した回数は片手で数えられる。完全なる見せポケと化していた。
受けループ意識で、身代わりがラッキーの地球投げ耐えまでHを振ったが、そもそも受けループと当たることがめちゃくちゃ少なかった。やっと選出できたと思っても、ぜったいれいどを全く当てない。最初は「全然当たんねぇ…」とかほざいていたが、流石に当たらなさすぎたので「まさか…」と思い、ポケモン徹底攻略を見たところぜったいれいどの使用変更があったことを、今更知り\(^o^)/となった。スイクン、本当にごめん。1度だけバンギラスに零度を当ててくれたり、凍える風でS操作したりするなどの悪くはない働きはしてくれた。
今回は完全に僕のミスだったので、次はもっと活躍させてあげられるようにしたい。この枠は、バンギラスとヒートムと受けループに強い剣舞シザリガーが良さそうだと思う。
体感選出率5位
ウルガモス@バンジの実 特性:炎の体
炎の舞/ギガドレイン/蝶の舞/身代わり
穏やか 177(132)-×-86(4)-156(4)-172(252)-135(116)
H:余り
A:イカサマ考慮のA0個体推奨
D:ぶっぱ
S:最速70族抜き
http://kyon1101.hateblo.jp/entry/2018/05/13/163947
少し調整は違いますが、ここにもURLを貼っておきます。
重くなったポリ2クチートを絶対殺すマンとして入ってきたポケモン。中低火力の特殊ポケモンであれば、弱点だろうと岩技以外であれば起点にできる特防おばけ。この構築で、唯一ヒートムに勝てるポケモンとしても機能してくれた。
身代わりは、クチートの不意打ち択を有利にできたり、バンジの実発動の調整、状態異常回避などいろいろと便利な技だった。
粘って舞うポケモンのため、毒が入ってしまうと相当辛くなる。そのため、あと投げなどをするときは、毒を打たれないかどうかを考えながら交代していた。あと岩石封じがないヒードランなら、蝶の舞ガン積みからのギガドレで体力を回復しつつ粘れる。
相手のボーマンダとリザードンが辛いが、その辺は相方のマンダマンムーでケアができる。美しい並びだ…(恍惚)
起点にできる範囲が広く、身代わりもあまり読まれなかったので、とても強いポケモンだと思った。ポリクチにお困りの方は、是非使ってみてほしい。恩返しポリ2?知らん
体感選出率3位
【基本選出】
基本的な選出は
マンムーorコケコで荒らしてから、物理ポケモンをマンダで起点に、特殊ポケモンをウルガで起点にする。単純だが非常に強力で、マンダが止まるポケモンは、大体ウルガで起点にできるのがとても強かった。
ミミッキュなどのウルガマンダ展開を無理矢理切り返してくるポケモンがいる場合は、
マンマンナットの3匹でサイクルを回しつつ、マンダで積んでフィニッシュという流れをとる。ナットレイで鈍いを積むというルートもとれる。
マンダが止まるポケモンが多い場合、
ウルガモスが通せると判断したときの3匹。ウルガモスが辛い相手を削って、全抜きのサポートをするのが基本。
大体、この3つの中から選んで選出していた。
最初は、ステロが痛かったがキョンさんが「ステルスロックは必要経費」と言ってたのを思い出し諦めた。そうした結果100戦を超えるころには、「ステロ?勝手に撒かせとけや。どうせ羽休めかギガドレで回復するからなあ!」てなかんじになっていた。
【重いポケモン】
こちらの構築にこのポケモンを2発で落とせるポケモンがおらず、処理ルートがマンムーで毒を入れてからマンダで粘るか、ウルガモスで無理矢理起点にしにいくか、ナットレイのやどりぎを絡めて、デンジャラスなサイクルを回しにいくかの3つしかない。どれも時間がかかる上に、勝てるかどうかすらわからない。8割がた負けてた。スカーフより半分回復実の方が辛い。この構築で1番きついポケモン。
この構築で2番目にきついポケモン。こちらの主軸であるウルガマンダが両方止まる上に、ナットレイかマンムーでしか勝てない。メガだろうと、メガじゃなかろうとどっちにしろきつい。たまにいる龍舞炎パン持ちは解散。マンムーを上手く対面させて倒していた。
・カビゴン
半分回復実を延々と食い続けるDEBU。対処方法が、マンムーの毒とスイクンのぜったいれいどしかない。鈍い型が一番きついが、鈍いナットレイがギリギリ積み合えたりできるので、上2体に比べるとマシ。でも辛い。
こちらのポケモンに、害悪展開を止められるポケモンが挑発コケコしかおらず、ウルガモス、マンムー、ナットレイ、スイクンあたりは絶好のカモなので大体出てくる。19チャレでナットレイが、鈍いガン積みタネマシンガンを、回避1上昇オニゴーリに対して3回連続で外し、零度で負けたのは苦い思い出。でも相棒だから許す。
コケコ以外に、ブレイジングソウルビートを流せるポケモンがいないためかなりきつい。しかも、マジシャを切ったコケコのため、スイクンでSを下げるなどの展開が必要。
どんな構築にも刺さる白色ゴキブリ。誰も受けられないため、展開されるより先にマンダで展開しなければならない。
どんな構築にも刺さる忍者ガエル。こいつもフェローチェと同様に先にマンダウルガで展開しなければならない。
まとめ→ウルガマンダで起点にできない奴らが辛い。よくこれで2000いけたな…
【最後に】
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。XYから1度もレート2000に到達したことがなかったので、今回レート2000初達成ということで初構築記事を書いてみました。運が良くて、たまたま乗ったみたいな感じがありますが、そんなことは思われないように来期も2000に到達してやろうと思います。これからも相棒のナットレイと共に高みを目指して頑張っていきたいです。
最後に、この構築を作る元になったポケモンを教えてくださったキョンさん、こんな蛇足だらけの記事を最後まで読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。
↓結構気に入ってる